マリッジブルー、マタニティブルーの襲撃
私は結婚式で親戚に、あんな笑顔できるんだね、と言われた程反抗期が酷かった。
高校入る位までかな、反抗期だったのは。
そしてその頃、肩肘張ったフェミニストのように、
結婚は墓場!
大学でてバリバリ働いてやる!
と言っていたものです。
今思えば恥ずかしい。。。
そして早くも大学に入る頃には落ち着きたい、帰る場所が欲しいって思っていました。
自分の中に確固たるものがなくて自分で自分が何をしたいのかとか、どうなりたいとか曖昧で、それでも前に進まなければならないのがとても私には苦しかった。
だから家族という守るものができれば、そのためにきっと頑張れる、
頑張る理由が欲しいって思ってたんですよね。
そもそもそうやって生きる意味を外的なモノに求めてる時点でアレなんですけど、そう思っていました。
私はその生きる意味、頑張った先の夢、とかそういったものを模索しながら達成していく過程を生きていないと目的も目標も無く生きているとすごく息苦しくて不安になるタイプなんです。
でも、今こうしていざ結婚、となるとすごくそれはそれで苦しかったです。
子供が出来てからの結婚だったから尚更なんでしょうけど。。。
ちょうど仕事にも自信がついてきて人の上に立つようになった。
ある程度の給与も付いて来た。
そして、30で行けなくなってしまうワーホリに挑戦しようとしていて、
今年彼と結婚が無ければもう別れてワーホリだ!
と思っていた矢先の事でした。
最初は実感があまりなかったけれど、お腹が大きくなるにつれ不安になってくる。
まだやりたい事あったのに、
今まで頑張って得た仕事も失うのか、
自由に出かける事もままならなくなるのか、
本当に旦那さんと育てていけるのか、
ママ友カーストが怖い、
そしてこんな事を思って不安になっている自分り、こんな自分が親になるなんて、まだ早かったのではないか。。。
こんな私では子供が育てられないのではないが。。。
人の人生を背負うにはまだ器が小さすぎる。。。
そんな不安に何度も憂鬱になり泣きました。
正直今でもその不安は解消されません。
でも、同じ年の友達が来年ワーホリに行くってなって、話してた時の事。
私はもうそうして自由に海外なんてポンッと行く事すら出来なくなってしまった。、それがすごく羨ましい。、とポロっと本音がでてしまったんです。
そうしたら意外な返事が返ってきた。
私は早く結婚して子供が欲しいよ。と。
その友人は、海外志向でちょっとクリエイター気質で結婚しなきゃって焦ってる感じの人のでは全くなくて、自由に夢を追ってる感じに私には映ってたので、すごく以外だったんです。
結局はないものねだりなんだ。
隣の芝生は青い。
そういう事なんだなぁって少し気が楽になりました。
私の悩みは他の人からしたら羨ましい悩みなんですね。。。
誰もが本当は不安を抱えててそれを見えないように明るく生きてるんだなーって、それだけなんですけど。
なんかすっごく焦りが楽になったのでした。