トラ女子、勝手にしゃべるね

阪神ファンのアラサーが日々思ったことを、会社の人にエッセイ書いてよって言われたのきっかけで勝手に書いてます。アラサーなら女子じゃないだろってツッコミは間に合ってますよ◎

偽装の夫婦から人間愛を考える

一昨日偽装の夫婦が最終回でしたね。
視聴率も良かったみたいで、私も最初から見ておりました。

まず、ゲイが登場するドラマがゴールデン帯に放送される程に日本でゲイがメジャーになったんだなぁと思いました。

実は私の地元には大きな米軍基地がありまして、従兄弟もアメリカの軍人さんと結婚したりしてます。
ラジオを回せば基地のラジオもギリギリ聞けたり、親戚が基地に勤めてたり。。
身近にアメリカの方々がいたわけなんですね。学校にも学年によりハーフの子がいたりいなかったりって感じでした。

そんな中私はジュリアンという子に恋をするんですね。
小6かな?その位に。
結構ジュリアンと話したりしてたんですが、彼がある日言ってきたんです。

僕はゲイなんだ、と。

ゲイってなんぞや?ってインターネットで家に帰って調べた記憶がありますね。
多分私がジュリアンのこと好き好き感出してたんでしょうね。
ジュリアンはお前なんか眼中にないよ、と牽制してきたんでしょう。笑

そこで初めてゲイという言葉を知り、私の恋は終わった訳です。

その頃はホモ、とかオカマとかそういう言葉の方がメジャーだった気がします。


そして数年後私はイギリスに留学します。
そこで虹色の旗をもってパレードしてる人達に遭遇して、現地の友人にゲイパレードだよ、と言われたり、スーパーでゲイ向けのセクシー雑誌を見つけてびっくりしたり。。。
色々なカルチャーショックを受けました。

そうして今日本で同棲の結婚が認められたり、こうしてドラマになるまでに広く認められる世の中になってますよね〜。

でも、偽装の夫婦の場合はLGBTの問題もそうですけど、私が感じたのは人間愛、だったんですよね。

様々な形の家族愛。
ノンケの人がレズ、ゲイを受け入れてパートナーになるということ。
そして周りの人達の関わり方。

ヒロとちょうじなんて本当に人間愛ですよね。
お互い性欲は満たせないけど、一緒にいたい、恋愛とは一線を画した関係。

そして、ちょうじが子供達に注ぐ愛、ヒロの家族がゆうちゃんに注ぐ愛って本当になんだか大家族の様に見えました、最後。
小さな輪の中ですが、これが広まれば結局は人類皆兄弟、になるんじゃないかなぁ。と。

そしてそうするために、ちょうじとヒロはひとりぼっちの人を助けるフリースクールを立ち上げるのに繋がる気がします。

。。。これって、変な話ですが、BL、ガールズラブ好きにもリンクする筋があると思うんですよね。
いきなりサブカル入りますけど。

BL(ガールズラブ)好きは、別に「男同士の恋愛」が好きな訳ではなく、この「キャラとこのキャラの恋愛」を求めてると思うんです。
だからカプ論争が起こる。
そして、女体化という普通の恋愛やんけ!という事態も起こる。
それに全く違う環境、例えば学園パロディとかが起こる。

つまり、「どんな形でも君ならば」っていう根底がある、と私は思っている。



このドラマもヒロとちょうじがくっついたのって「どんな形でも君ならば」っていう思いだと思うんですよね。

ちょうじはゲイで身体的にはヒロを愛せない。
ヒロは好きなんだけどちょうじの恋愛の対象、性欲の対象にはなれない。
だけど、君だから一緒にいたいんだ、っていう根底。

ま、だからなんだって感じですけど似てるなぁと思っただけで(^ω^)
それに、腐女子の萌は多岐に渡っていてキャラ萌えや属性やら語りだしたらきりがないのです。
社会学ゼミだった私からしたら大好物な分野です。
私もコミケに行ったことありますしね。

それましたが、コメディタッチで受け入れやすくも最後色々考えさせてもらえるドラマでした!

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